掬亭のご紹介
素朴で美しい 中門造りの民家で郷土料理を味わい 民族資料に古を訪ねる
雪国の民家の傑作ともいえる、中門造りの建物が美しい掬亭。
中は高畠民俗資料館を併設し、素朴な昔の暮らしを物語る、さまざまな資料を展示しております。
地元のそば粉十割の手打ちそば、郷土料理(山菜の煮物・冷や汁)県産米「つや姫」を使った定食、米沢牛の牛丼。古里の味をご賞味ください。

掬亭アクセス(誠に勝手ながら現在休館中です。)

JR高畠駅から徒歩15分、お車で5分
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目2017
電話:0238-57-3841
誠に勝手ながら現在休館中です。
(休館中のご連絡先:0238-57-2510三奥屋)

この建物の特徴

画像:この建物の特徴

素朴で美しい雪国・山村の民家-中門造り

掬亭の建物は民族資料館として昭和47年4月に一般公開されました。もと山形県西置賜郡飯豊町大字高峰路矢淵部落にあり白川ダム建設のため湖底に沈む運命となるところ昭和46年8月に解体し現在の場所に移し復元しました。
置賜地方の民具類を陳列し、往事の生活様式を再現した貴重な民族遺産であります。
置賜地方の風土に生まれたこの典型的な民家(中門造り)は、軒はセガイ造り、屋根の押えには粟角材のクラガケを用い地震や強風による力のヒズミを調節する梁組を施しています。
冬期休館の際には囲炉裏で焚火をし煙りをのぼらせ萱と材木蒸しています。屋内全体にも煙りがめぐる仕組みで暖をとりながら建物の手入れができるようになっています。
建物には釘を一切使わず全て木の栓を用い細部まで当時の優れた建築技術が施されています。建築様式は、藩政時代のまま残されています。
山村の中門造りは雪国の生活から生まれた素朴で美しい民家の傑作ともいえます。

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